最近やばいくらい子安さんにはまっています羽山です。
子安武人さん。
知る人ぞ知る声優さんです。
代表作(と私が思っているの)は、
クルル曹長(ケロロ軍曹)、スナフキン(楽しいムーミン一家)、高杉晋介(銀魂)、シスター(荒川アンダーザブリッジ)です。
あと私は見てないので役名はわかりませんが、ガンダムシリーズにも出てらっしゃいます。
マニアックなところでいけば、ブリーチのペッシェ、プリキュアのスコルプ、ネウロやボーボボの主役等もされてます。
吹き替えでフルハウスにも一話だけ出演されてますし、乙女ゲームではそのシリーズのどれかには大体出てます。
そんな彼と私の出会いは話すと長いので割愛させていただいて、本日の本題です。
買っちゃった☆
『銀河鉄道の夜』の朗読CDです。
宮沢賢治氏の代表作、ですよね?
個人的には注文の多い料理店とか結構好きなんですが、
銀河鉄道って言葉が良いよなー、ロマンよなぁとかねてから思っていた私は、
この作品を本で読んだりしていました。
ロマンあふれる感じのこの本を、子安ボイスで朗読。
まさにかゆい所を掻いてくれる、「粋」な作品です。
たまたま次の子安作品何見ようかな~とウィキペディアを見ていたときに見つけたわけですが。
運命的な出会いでした。
最初の方だけ聞きましたが、
いやレベル高いのなんの。
格が違いますね(何様だ)
朗読の子安さん、そしてジョバンニ役の宮田幸季さん、演技が素晴らしい。
カムパネルラ役は櫻井孝宏さんですが、まだ出てきてないです。期待大。
脚本は原田徹一さん。
私が気に入ってるのは原田氏が宮沢賢治さんの言葉をとても大切にして作っている、という点なんです。
「聴く人はおそらく、正しい日本語やわかりやすい物語を聞きたいのではなく、宮沢賢治さんの創出した言葉が声優さんの朗読で、どのように表現されるかを味わいたいのではないか」と考え、
悩んだ末にオリジナルに忠実に作っていったそうです。
最初の方だけでもその雰囲気はとても伝わってくる。
原田さんの解釈と表現、そして声優さんの解釈と表現、それらの調和なわけです。
そこからの宮沢賢治さんとの対話。
子安さんの美声に酔いしれるのはまあ大前提っていうかそのために買ったんですけど、
作品として物凄く楽しめる。
割といろんなパターンのドラマCDを聴いてきましたけど、
これは多分何度も聴くCDですな、と既に思っています。
最近では朗読作品がスマホで聞けたり、ネットでも作品公開してる人もたくさんいらっしゃるということで、
まぁ私が知らなかっただけですけど
「こんな表現もありなんだな」
と素直に感心しています。
本との出会い方も付き合い方も変わってきてるんだなーという実感もかみしめつつ。
CD2枚組という大作ですけど、大事に聴きたいと思いますよホントに。
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