ゼミ論(卒論)は、何を隠そう裁判員制度についてです羽山です。
いやー、昨日は初の裁判員裁判だったそうで。
記念すべき日、ですね。
いや、記念すべき日がすべて祝うべき日とは限りませんとも。
私は裁判員制度には納得いっていないので。
でも、日本の司法の歴史、いや、日本の歴史に刻まれるべき日だったことは間違いありません。
それが正しかったかどうか、はこれから明らかになってくる・・・
なんていうと、格好が付きます。それとなく。
私は裁判員制度が正しいとも間違っているとも思いません。ていうかわかりません。
ただ不安です。
自分が裁判員になったらって言うのも不安ですが、
裁判員制度の制度そのものも不安だし、
何よりそれが出来た過程にも不安があります。
何で裁判員制度って出来たんやろ?
純粋にそれが不安です。
政治的な問題でもあるし、裏に何もないとは思えない。
何か思惑があるはず・・・と。
裁判員制度で、一体誰が得をするのでしょうね。
裁判の迅速化・民意に沿った判決・民主主義の要請・・・
裁判員制度肯定派の方は、さまざまな裁判員制度の利点・美点を語ります。
でも、私は自分の心情も助けて、
否定派の方々の批判の方が納得してしまう。
日本にはかつて、陪審制度がありました。
今は停止状態になっているそれを復活させればよい、という人もいます。
私も最初はそう思っていましたけども、
今はむしろ、なぜこれまでの司法制度が改革される必要に迫られているのか、という事に興味津々です。
裁判員制度の導入しかり、法科大学院の設立しかり・・・
誰かが裏でほくそ笑んでいる・・・のかな?
まぁ、歴史が変わるとき、賛否両論出るのは至極当然のことです。
変革期にいては、それを評価することは出来ませんしね。
五年後、十年後、裁判員制度がどう評価されているか。
それに尽きるでしょう。
福岡でも今度、初の裁判員裁判があるそうですねー。
傍聴行きてぇー。でもきっと長蛇の列。
いつあるのか調べとかんと。
裁判傍聴・・・何回か行ったことあるけど、あの雰囲気には馴染めません。
落ち着かないプレイスランキングでは上位です。
これやって犯罪にならないのか、とか考えて挙動不審になるし、
怖そうなおじさんに声かけられるし。
でもまずは今回の舞台ですな。
傍聴はそれからそれから!!
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