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2009.6.18

自己忠.com

   

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笑っていただけるなら本望

新しい歯ブラシを買う度に、私は「かため派」だったと気づかされる羽山です。

また「ふつう」買ってきちゃった。
磨いても磨いても、刺激が足りません。

別に刺激なんて求めてないけど。
でも何か物足りない。

そんな物足りなさを抱えつつ。
忘れないうちに今年の総括をしておきましょうかね。

2011年は正直、良い年ではありませんでした。

ずっと胸のどこかに、目の端に、3.11の震災がありました。
でも胸のどこかとか目の端とか、曖昧なものではなく、
厳然たる事実として、目の前で、自身の身を置く現実として、それを受け入れなくてはならないといつも思っていました。

未だ心を落ち着ける場所のない人、家族を探している人、理不尽な別れを何とか受け入れようとしている人、闘っている人がいる目の前で、
震災があったけど、絆は深まったとか大切なものに気づけたとか、
そんな前向きと自己満足を履き違えたことを私は言いたくないです。

しかしその一方で、今も与えられ当然のように目の前に横たわる幸せをむさぼり、
明日も今日と同じような一日が来ることを信じて疑うことの無い生活を享受している自分もあり、
醜い感情と自己嫌悪が入り混じって
自分がこんなに汚い人間だったのかと落胆しております。

日本に起こった重大な災害も人災も、そして私の在り方としても、
2011年は間違いなく最悪な年でした。

来年からはもっと頑張る、もっとこうする、ということをここでつらつら述べたところで、
非常に薄っぺらで自己満足な表現になっていまうことは目に見えていますので、
来年のことは書きません。

来年どうあるべきかは、私の胸の内に、しっかり具体的になっていれば良し。

さて、2011年の私は役者としては本当に現場に恵まれました。
一人芝居に始まり、ソラあいの上映会では西鉄ホールの舞台に上げていただき、アマレットカンパニーさん、チームファルコンさんの客演と
「忙しい」と思ってしまうくらいに充実しておりました。

一方で、福岡市外、県外や、自分の住んでいる地域から飛び出して活発に活動されている方との交流もあり、
自分の世界の狭さをここでも痛感いたしました。

自分には無理、と思っていたけれども、でも無理と断ずるにはまだ何もしていないなぁと考え、
これからは活動範囲を少しずつ、広げていきたいと思います。

そして、演劇だけじゃなく、他のことにもチャレンジしたいなと。
ほら、演劇は私へたくそで精いっぱい頑張って、やっとできるかできないか、みたいなギリギリのところじゃないですか。
背伸びしてるんですよ、精いっぱい。
そうじゃなくて、背伸びせずに、等身大の私でもできることを探してみたいなと。

来年のことは書かないと言ったそばからと思ったりもしますが、
来年は良い年にするぞ~!!

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ロマンを感じずにはおれぬ

実は宇宙が大好き、羽山です。

好きなんです、宇宙。
というか、星とか好き。

別に詳しいわけじゃないです。
空見て、わかる星座なんてオリオン座くらいです。

でも好き。

宇宙には無限の可能性があると思うんです。
いや、宇宙が何か出来るわけではないですよ。

ただ中学の時、「今も宇宙は広がり続けている」みたいなことを聞きかじりまして。
石を向こう側に投げたら、その向こう側まで宇宙になるわけだから、ずーっと広がってるんだ、
みたいなそんな話でした。

確か夏休みの自由研究は、ブラックホールとホワイトホールについてだったような・・・・・・
まぁその辺は記憶にないです。キッパリ。

銀河鉄道とかめちゃくちゃ私の何かを揺さぶります。

銀河鉄道で働きたい。
というか、銀河鉄道で働いている人の生活に密着したい。
その心のありようや、具体的な生活風景が知りたい。

現在銀河鉄道なんてものは確認されてませんから、
結局は夢見がちな羽山の妄想になってしまうわけですが。

あ、でも岩手(宮沢賢治の故郷)にはあったような。
銀河鉄道というバス会社だったっけ?鉄道会社だったっけ?うろ覚え。

そんな私の耳に入った、地球とほぼ同じサイズの惑星二つの発見。
残念ながら、恒星がめっちゃ近くにある関係で生命の存在可能性は希薄なようですが、
片方には一時水があったかもしれないとのこと。

これ以上のロマンがありましょうか。

この羽山、会社にて体に震えが走りました。
別に寒かったわけではないのです。
ファンヒーターの時間延長ボタンを押すのが面倒くさくて、ファンヒーター消えちゃった今、めちゃくちゃ寒いんですけども。
そのときは全然寒くなかったのであります。

とりあえず、ニュートン買いに行こう。
きっと何らかの記事を載せるんじゃなかろうか。

あとやっぱり宇宙に思いを馳せるべく、天体観測に行きたい。
冬になってめっきり空気が澄んでまいりまして、星が良く見えますものね。
所詮福岡、博多。
都会ゆえに見える星なんてたかが知れているのですが。

かの清少納言は「冬は、つとめて(早朝)(が趣き深い)」とのたまっておいでですが、
私からすれば冬こそ夜であると、そう思うわけです。

天体観測行きたい。
まだ一度も行ったことない。

午前2時は無理だけど(完全に夢の中)
担ぐ望遠鏡もないけど(貯金もないので調達も無理)

せめて、星を眺めながらあったかいコーヒーでも飲みたいものです。
そして、くしゃみの一つもしてやりたいのです。



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怒涛の年末

忙しいのは好みません、羽山です。

何事も自分のペースが好きな自己忠女を自負しております。
自分に忠実であること。
それは私の人生のテーマであると。

やりたいことをやり、食べたいものを食べ、愛するものを愛す。

それはすべての人が望むこと、つまり、普遍なのではないかと、そう思うわけです。

しかし世は年末。
世紀末より若干地味であるこの響きは、しかし「毎年やってくる」という点において、世紀末よりもウザいのでありますからして。

大掃除をしろ、決算書を提出しろ、今年一年を振り返ってみろと、
私に畳み掛けてくるのです。
この「年末」という言葉は。

年末。
嫌いです。
ペース乱されるから。

そもそも、「年末」という、何かが終わっちゃいますよ的な言葉だから焦っちゃうのよみんな。
絶対そう。

「はーい、終了時間ですよー、出てってくださーい」
とか言われたらさ、
「やり残したことはないかしら、忘れ物はないかしら、あらやだこれやってなかったわ」
ってなるじゃないですか。

カラオケとかもさ、レパートリー思い出せるの終了間際じゃないですか。
最初は「何歌ったらいいかわからーん」とか言ってたやつも、
終了10分前の電話かかってきた途端「まだ歌えるやろ」と言わんばかりに予約し始めるじゃないですか。

最初の恥じらいはなんだったんだお前、と。
なに躊躇いなくアニソン入れてんだお前、と。
つーかお前それアルバムの曲だろ、しらねえよ、と。

終了間際って言う言葉に弱いんです人間は。
限りあるものに敏感なんです。
だからタイムセールは売れるんですよ。

一年、なんて区切りをご先祖様が作っちゃったお陰で、
私は今てんやわんやですよ。
どうしてくれる。

そんなことを考える私は、
しかしご先祖様への恨み節なんかこんなところに書いて、
ご先祖様の逆鱗に触れたら怖いというチキン野朗なので。

「年末」という言葉を変えてやろう、と至極建設的なご提案をここに記すわけです。

すなわち、「年待つ」。
「新しい年を待つ」ということで、「年待つ」。

このように考えたらさ、「あーもう終わっちゃうわ、あれもやってこれもやって、急がなくっちゃ」
という焦りよりも、
「来年はまだ来ないのかよ~おせちも用意して待ってんのに、おい、まだ来年から連絡ないのか?
ったく、遅れるなら電話の一本くらいよこせよな」
っていうある種期待とも取れる感情が沸き起こってくると思いませんか。

あれ、私だけかしら。

まぁ読み方はこれまでと変わりませんから。
要は気の持ちようですがね。

私は「年待つ」という言葉に乗り換えていきたいと、こう思う次第であります。

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『バチカブリ!』公演終了☆

『バチカブリ!』にご来場くださいました皆様、誠にありがとうございました!!

いやー、今回は非常に華やかな役どころを頂きまして、
非常に楽しかったです。

ドレスを着て、サリーを着て。
楽しかったです。

ちょっとね、役としては若干の汚れ役といいますか、まぁ悪玉っぽいところもありまして、
今までの羽山のイメージとは全く違ったお芝居が出来たのではないかと思います。

面白い。
今まではバカップルの片割れに始まり、ヒロインや主人公の恋人、元・女神とかやっぱりヒロインとか、
そういう役どころが多かった私ですので、
今回のように灰汁の強いキャラに挑戦したのは本当に新鮮だったのです。

これがホント、楽しいんですよ。
普段の自分なら絶対言わないこととか言いますからね。

「え~お前ここでそんなこと言っちゃう?」みたいな、
そういうこと言っちゃいますからね。

反省点も沢山ある。
でも得たものも確かにあったと感じております。

来年も沢山、舞台に立てますように。
そして来年も沢山、課題を得て、それを乗り越えていけますように。

ゆかりママに相談に行ったら、きっと彼女はこう言うでしょう。
「そんなもん、あんたの頑張り次第じゃないと? 腹、くくって御覧なさいよ、私のように」

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ヒーロー像の変遷

『ルフィの仲間力』読んだよ羽山です。

昔からさ、そういう本好きみたいなんだよね。
この間もスラムダンクに学ぶ何とか、とか読んだし。
小学校の時くらいには金田一少年の推理ミスとか読んでた。

とかく、漫画が好き。
漫画にまつわるものが大好き。

言葉も、漫画で覚えていったという自負がある程に。

今日は『ルフィの仲間力』を読んで、私が思ったことを率直に書きたいと思います!!(話がぶれない為に最初に言っておく)

内容としては、ワンピースの登場人物たちの名台詞や名シーンを振り返りながら、
「ルフィのように生きる」にはどうすれば、どうあれば良いのかを解説している本です。

ルフィのように生きるとは、海賊になるとか、海賊王を目指すとかそういうことじゃなくて、
信頼しあえる、ともに夢に向かって歩んでいける「仲間」を得て、目標達成のために生きるということです。

まぁねー、今時息子に「海賊王になりたい」とか言われたら、そりゃ母さんは「もう〇〇君は漫画ばっかり読んで!!勉強しなさい!!」としか言いようがありませんものね。

私は、ワンピースほどの国民的漫画の主人公ともなると、やはり時代が反映されたヒーロー像を背負ってしかるべきだと思うのです。
いや、むしろ、時代に即したヒーロー像が反映されているからこそ、人気が出て国民的漫画になったのではないかと。

こう考えると卵が先か鶏が先かみたいな話になりそうですが。

著者が言う、漫画の登場人物たちの関係性の説明は非常に興味深かった。
ドラゴンボールと比較して、行動の単位の集合体が
DBでは家族、一方ワンピでは仲間。
敵は
DBでは家族を脅かすもの、ワンピでは仲間との関係を断ち切る悪意。
そして舞台は
DBでは一つの場所、ワンピでは次々と移り変わっていく。

ドラゴンボールはこれまた多くの少年たちの人気を得て、週刊少年ジャンプの一時代を築き上げたモンスター漫画。
ここにも一つのヒーロー像を見てとれると思う。

この本の中では取り上げられなかった、スラムダンクも一時代築いた名作だと思う。

DBと連載時期は一部かぶっているが、スラムダンク連載が終わってからワンピというモンスター漫画が登場したあたり、
週刊少年ジャンプは、いや、集英社は何か持ってる出版社なんだろうな~と個人的には思ってる。

ここで、DBの孫悟空、スラムダンクの桜木花道、そしてワンピースのルフィがそれぞれ違ったヒーロー像を描いていたら、
文句なしに「ヒーロー像の変遷」から当時の社会状況とかを読みとったり比較したりして分析すると面白そうなんだけど、

ぶっちゃけ全員大体一緒。

自分の弱点に対し素直で、周りの友人や大人たちを巻き込んでレベルアップしていき、ライバル意識も強い。

ただそれぞれの作品の強調しているポイントは様々。
DBは何と言っても修行。
精神と時の部屋はおそらくDBを知ってる人なら一度は入りたいと思ったことがあるかっこうの修行場じゃないかな。
DBに関しては非常にうろ覚えな私が、DBに関して真っ先に思い出すのは修行シーンの長さと過酷さ。
重力とかまで調整して、究極の負荷トレーニングをしてただろう。
ライバルの富士額でさえ。

でも三つの作品の中で比べるとしたら、圧倒的に「修行」描写がしっかりして、「強くなっていく過程」を描いている作品だと思う。

スラムダンクはライバルが一つのテーマだったと思う。
「こいつには負けたくない」みたいな、そういう魂の怒号のぶつかり合い、みたいなのが少年の胸を、というか私の胸を熱くさせ、号泣しながら読んでたことを割とはっきり覚えてる。
練習描写もある程度為され、私の中では非常にバランスのとれた作品だと思ってる。
ちなみに私は田岡監督の男気シーンと豊玉戦が大好き。

これらに対し、ワンピースは、ぶっちゃけ修行シーンなんてほぼ皆無だし(ゾロはチョコチョコやってるし、扉絵シリーズではあったかもしれないけど)、
スラムダンクほどしつこいまでのライバル意識の描写はない。
私はルフィがギアセカンド、ギアサードを出してきた時は「こいつ、いつの間にこんな強く・・・・・・」みたいな、
少年漫画には定番の「登場時強いけど割と早い段階で主人公に克服される雑魚」のセリフを素で頭に浮かべました。
ここまで修行シーンのないバトル漫画はもういっそ新しいと思う。
ゾロとルフィ、ゾロとサンジなど、ライバルキャラの存在は確かにあるけど、それはワンピースの中ではメインではない感じがします。
いうなれば、カレーにおける福神漬け。
無ければ無いで、まあ別に、って感じですが、あったらテンションあがるよねーみたいな。

ではワンピースはどこにメインを持ってきてるのか。
それはルフィの人間的でかさの描写だと思う。
主人公の人間的でかさで言うと、悟空より花道より、ルフィだと思うんだよね。
だからこそ、「仲間力」という言葉で、著者は語りたかったんだと思うし、逆に「仲間力」を語るにはワンピースを選ばざるを得なかったんだと思う。

違う見かたで考えると、これら三作品がなぜ人気が出たのか、を考えたとき、上記のようなものがそれぞれの時代の人々に響いたんだとしたら、
そこに、その時代の少年、若者、大人たちの求めるヒーロー像、ひいては憧れや希望があり、
そこからその時代を読み解くこともできるんじゃないかと思う。

もう何か疲れてきたからまとめに入るけど、
ワンピースが超もてはやされる今、人は自分が「でかい人間になりたい」と思っているのかもしれないし、
自分の周りには「でかい人にいてほしい」と思っているのかもしれない。
要は、今の時代、器が重要視される時代何じゃないか、と私は思いました。(あれ、作文?)

余談だけど、ルフィの仲間力、ナルトに置き換えても十分いけるんじゃないかと思う。
だってナルトもルフィと似たようなもんだし。
ただ、ワンピよりもどちらかといえばDB寄りかな。
DBとは違った見方で、「家族」や「血筋」に切り込んだ作品だと思う。
DBとナルトを比較しても面白いかもしれない。

あーだこーだと偉そうにダラダラ書いたけどさ、全部週刊少年ジャンプの漫画じゃん。
そりゃ全体通して根底には友情+努力=勝利の方程式が無条件採用なわけだから、
そんなに大きくヒーロー像が変遷するわけないんだよね。
ジャンプの人気漫画と、それらを読むターゲット層の見ていた戦隊ヒーローにおけるヒーロー像の変遷とかをたどると、
面白そうだな~・・・・・・

どんどんオタクになるな私。
オタクは語りたいんだよね~


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プロフィール

HN:
羽山
年齢:
38
性別:
女性
誕生日:
1986/07/04
職業:
無職
趣味:
読書(主に漫画・・・だったけど、最近は小説も好き)
自己紹介:
劇団ピロシキマンの役者、そして制作。

次の仕事に向けて鋭気を養いつつ、
自堕落な生活を送る日々。

自分に出来る表現の道を探している。

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